今回取り上げるのは「迷い星*揺れる光、プレアデスの夜」です。
「追憶」や「スカウト!」でもなく、メインストーリーでもない(アニメで扱われていない)イベントストーリーってすごい久々に書く気がするなぁと思い確認したところ、なんと7つ前の「皐月の藤紫」以来のようです。
現代軸で特定のユニットがフィーチャーされる内容のものだと「涙と絆の返礼祭」が最後。ワオ。2017年度前半の日日日ストは、今までと違った角度の内容で突き抜けていたことが分かりますね。良くも悪くもそれらに翻弄され続けていたように思います。
そう考えると「プレアデスの夜」はある意味で心機一転のタイミング。また少しフレッシュな気持ちで書いて行きましょう。
メインに据わるユニットは久々登場のSwitchです。特に逆先夏目を中心とした関係がメインに拾われており、彼個人への理解を一歩先へと深めることができる内容でした。
夏目はその人間性をずっと図りかねていたキャラの1人でもあるので、今回はできる限り彼に寄り添った感想を書いて行こうと思います。よろしければお付き合いくださいませ。
これまでの逆先夏目
ここまでの逆先夏目は、初見的にはどうしても解釈が難しいキャラでした。
血筋的に占いの才能に長け、ミステリアスな振る舞いをデフォルトにしたキャラクター。その実、妙に子どもっぽいところがあり、五奇人の間では末っ子ポジとして可愛がられる男の子。とは言いつつ、そもそも奇人に選ばれている時点で、相当な実力者であることは間違いない。
青葉つむぎなど特定のキャラを相手にした時は調子を崩して突っ込み役に回らざるを得なかったり、実はただの厨二病気質なだけではと思わせられる一面も。特にアニメにおいては、この側面は色濃く描かれていたと思います。
今回読んでいて思ったのは、夏目は魔術が通用しないSwitchの2人及び、高位の存在である奇人とやり取りする時だけ本来の調子が維持できず、結果厨二病の痛い子のような扱いを受けてしまう傾向にあるということです。
アニメの夏目はその関係性でのやり取りが中心だったことでその面が強調される形でしたが、今後はそちらの方が彼にとってはイレギュラーであるという見方をしてあげようと思いました。
要素自体はたくさん持っていてどれも魅力的なのですが、それがどうにも1つに結びついて来ていないイメージが拭えない。結局、どういう人間として見てあげれば良いのかがイマイチ定まらないままでいる。それが僕の思う逆先夏目というキャラクターでした。
この「プレアデスの夜」は、その要素の間を繋いでくれるような物語だったと思います。
奇人という才能で繋がった尊敬すべき先輩たち。Switchというある種利害の一致から始まった新たな居場所。明星スバルという入学当初から交友を持った特にしがらみのない友人。
そういった1つ1つの存在が夏目を中心に交流を持ち、彼自身の人間性をつまびらかにして行く。結果として今までにあまり見られなかった関係性も新たに描かれることになり、逆先夏目を中心に色々なものが前に進む物語となっていたと感じています。
この全体像を踏まえて、以下の項で「プレアデスの夜」で巻き起こった諸所の問題。そしてそれと向き合ったキャラクターの感情の機微について、語っていくことに致しましょう。
衝突するSwitch
事の発端は、Switch内での1つのいざこざです。一時的に夏目がSwitchの活動から降りる選択をしたことで、夏目とつむぎが仲違いをしてしまったということでした。
2人の先輩に仲良くいてほしい宙の想いもあり、実質的にSwitchはユニット活動休止状態に。元々学院内のドリフェスに参加することに後ろ向きだったこともあり、彼らはユニット自体の存続が危ぶまれる状況まで追い込まれてしまいます。
とは言うものの、そのいざこざは決して致命的なものではありません。むしろそれは全者がユニットのことを想うからこそ起きてしまったすれ違いのようなものでした。
占い師としても類い稀な才能を持っていた夏目は、そちらの方向で1つ成功を収めて人気を獲得。元々は占い師としての成功が彼の目標であったことも明かされ、高校2年生にして彼はその夢を掴み取ったと言えるようになりました。
アイドルとは全く異なったジャンルにて、逆先夏目は成功者の道を歩き出したのです。しかしそれは、アイドルしても活動する夏目に大きな試練を与える結果を生んでしまいます。
なんと「占い師としての逆先夏目」を求めた彼のファンが、わざわざSwitchのステージに訪れてライブを妨害。占い師としての夏目に近付けない人たちにとって、自ら彼が人前に出てきてくれるライブ活動は格好の接触機会です。マナーを守らずそういった迷惑行為を取る少数の輩に、彼らはどうしても苛まれることになりました。
夏目はそれについて「自分のせいで2人に迷惑かけている」と感じ、Switchから離れることを選ぼうとしてしまいます。もちろん客観的に見れば全く「夏目のせいではない」と言い切れるのですが、当の本人はどうしても責任を感じてしまう立場であることも事実です。
そんな時、夏目は自己犠牲によって物事を解決しようとしてしまう少年だということが、この選択から見えてきます。
有り体に考えれば、その選択は仲間たちには到底受け入れられない決断になるはずです。大抵は「そんなことはない」「お前が必要だ」そう言って去ろうとする者を引き止め、その折衷策を模索することになるでしょう。
しかしSwitchの2人はそうではありませんでした。
彼らは夏目の選択を肯定して尊重し、「がんばってね」と応援して送り出す方を選びます。
それが不幸にも、彼らの軋轢を生み出す引き金となってしまったのです。
夏目の感情
つむぎと宙は、夏目がそうしたいと言っていることを尊重したに過ぎません。
もちろんそれはそれで相手のことを想っているには違いなく、引き止めないのもまた愛情です。才能を持つ者をの足を引っ張ることをしたくはないと考えるのは、友人やパートナーであれば当然のことだと思います。つむぎと宙も考えに考え抜いて、断腸の思いで「その方が良い」と決断した可能性も否定できません。
ですが見ようによってはそれは、相手の存在を「重要ではない」と切り捨てるニュアンスを含むこともまた然りです。そして夏目は、そのネガティブ部分をいささか強めに受け止めてしまうきらいがあったようです。
結果として夏目は2人が引き止めてくれなかったことに腹を立て、そのせいでSwitchはそのまま"何故か"長い喧嘩期間に突入。俯瞰で見れば本当に"何故か"ですし、「ほとほと逆先夏目は面倒臭い感性を持っているなぁ」と言われてしまうようなやり取りだとは感じます。
彼が従事する占いという仕事は、ある意味で自分が良いと思った見解を相手に押し付ける文化圏です。自身の論理を"正しい"と強く思える人でないと説得力のある物言いはできず、人を惹きつける力を持つことはないでしょう。
つまり夏目にとっては感情的になれることは、多くの人の心を動かす上で非常に重要なパーソナリティです。何となくそういった生まれや生き方、目標意識の強さが、逆先夏目にそういった直情的な一面を付加しているのかなとも思います。
ただ夏目には五奇人の末っ子として、才ある先輩たちの庇護下に置かれた過去があるのには意識を向ける必要があります。その経験には他4人と対等な活躍をすることができず、1人だけ生き残ってしまったという苦い思い出までがセットです。
それを思うと夏目が「アイドルとして仲間に必要とされたい」という気持ちを強く持ってしまうのは、仕方がないと言えるのではないでしょうか。さらにそう思ってしまうこと自体が、夏目本人にとっても意外なことだったのではないでしょうか。
考え抜いて自分で決断した選択のはずなのに、2人に引き止めてほしいと思っていた自分がいる。その感情がコントロールできずに、激しいぶつかり合いに発展する結果に至ってしまう。それもまた、夏目本人の生き方を左右する気付きに繋がったのかもしれません(※つむぎと宙が夏目に強く出る姿が想像できないため、"喧嘩"というほど感情的になっていたのは夏目だけな気がしなくもない)
夏目は過去――天祥院英智と五奇人の抗争の中では、戦い抜いてでも先輩たちを救うべきだと考えていました。それは結果当の先輩たちには受け入れられず、最後まで振るわれることのなかった彼の主張です。
夏目が自分の周りの人たちを大切に想っているのは間違いなく、またその感情の大きさも甚大です。ただしそれ故に、いささか突っ走りすぎてしまうところがあるのも事実です。
「大切な人に傷付いてほしくない」という想いが強すぎるあまり、時に直情的で自己中心的な行動を取ってしまう。
時にそれは、自身の持つ欲求とさえ相反する判断を招いてしまうこともある。逆先夏目は、そういう少年なのだろうと僕は解釈しています。
しかし過去と現在では、夏目を取り巻く環境を大きく異なっています。同じように感情を発散していても、その内情は全く違うものとなっているのです。
具体的に言えば、前回は離れていく人たちを引き止める側でした。今回は、離れて行こうとする自分が引き止められる側です。
相手を想う気持ちの在り方は共通していても、立場が変われば取る行動もその意味も変わってくるものです。そしてその両方を同等の熱意を持って体験したのであれば、その時に初めて見えてくる風景があります。それと同時に、今までは考えもしていなかった選択肢が浮かび上がってくるはずです。
この「プレアデスの夜」は逆先夏目がそこに行きつき、大きな成長を遂げる物語として位置付けられていた。僕はそう感じ取っています。
明星スバルの貢献
「プレアデスの夜」では、夏目にとって学院で出会った友人である明星スバルも重要なキーマンです。彼は夏目が持っている苦悩を、最も近くで感じてあげられる少年でした。
今回についてはSwitch内部の揉め事である以上、ユニットメンバーではどうしても客観視できない領域が存在します。そこに心を配り、夏目の本心に寄り添ってあげられる者として、スバルは在ってくれたと思います。血筋によって特別な才能を持っているという点で、共感できるところもあるのでしょう。
スバルは「プレアデスの夜」において重要な台詞を放っているシーンがとにかく多く、実は夏目というキャラへの理解や全体のストーリーテリングに最も強く関与したキャラクターだと思います。
最終的な到達点は実質Switch3人のオンステージではあるものの、そこに行き着くまでの過程では非常に印象的なワードで魅せてくれています。すごく活躍したと言うよりは、すごく貢献したというイメージでしょうか。
スバルというキャラクター個人で見ても、普段はあまり見られない神妙な面持ちで語るシーンが印象的。Trickstar以外のメンバーにそういった対応を見せることはあまり多くなく、それだけ夏目がスバルにとって学院内での大切な友人の1人であることが分かります。
そしてそれは恐らく夏目にとっても同じことではないかと感じます。そう考えると、Switchの2人とスバルのお泊まりに夏目が分かりやすく嫉妬するシーンについて、「果たして夏目は誰にどういう嫉妬をしていたのか」という疑問が浮かんできますよね。
仲の良い友達同士が、自分のいないところで勝手に仲良くなっていることへの複雑さは得も言われぬものがあると思います。僕もその嫉妬心のいざこざに巻き込まれた友人がいて、それはそれは大層面倒臭そうなことになっていました(※僕は無関係です)
Switchが自分の選択によって活動休止の状態にありながら、友人同士のやり取りを知って異常に不機嫌になる夏目は微笑ましくもあり、それだけ友人たちへの強い執着を感じさせられます。スバルの言う通り夏目もまた「同い年の男の子」には違いないということでしょう。
そこが関係を深め、明星スバルと青葉つむぎと春川宙が持つそれぞれの"逆先夏目像"が共有する。その横の結び付きが、彼らのより良い在り方を導くキッカケになることもあるでしょう。
決して一蓮托生のユニットだけでは処理できなかった問題。その解決の糸口を見出してくれる重要人物。それが「プレアデスの夜」における明星スバルの役割だったと思います。
いつもとは一風変わったその活躍スタイルは、また1つ新鮮味を感じるものとして印象に残ってくれました。
『五奇人』とSwitch
来る「星霊祭」。長らく非公式下で活動していたSwitchが参加する、久方ぶりの公式ドリフェスとなりました。
ここに来て夏目はアイドル活動から離脱することなく、もう一度Switchとしてステージに立つことを選びます。しかも占い師として出演したテレビ番組で「ライブの宣伝をして人を集める」という、大胆な方針転換まで加えた上でです。
それはこの一件で夏目が考えて導き出した、Switchとの新たな向き合い方に関係があることでした。
夢ノ咲学院の傘下であるドリフェスであれば、警備も厳重なものになります。企画内容が理に適っていれば自分たちの好きなことを思う存分にやれるし、様々な援助を受けてライブを開催可能です。そこで結果が残せれば活動は正当に評価されて、物理的にも精神的にも次回への確実なステップ踏むことにも繋がります。
実際、個人ないし小集団が組織の力を借り受けるという意味では、夢ノ咲のドリフェスは大変に理に適ったシステムです。その欠点は理に適いすぎていて組織の傘下に入った者が恩恵を独占してしまったことであり、Trickstarの革命後はそれも改善傾向にあります。
しかし夏目には「自分たち(敬愛する先輩)を犠牲にして作り上げた仕組み」というネガティブイメージがある以上、その内側に入ることへの強い抵抗感は拭えなかったでしょう。それは人間として自然な感情であり、それを固執と呼ぶのはどうにも残酷であると思います。
ですが夏目はここに来てSwitchとして理想的な活動をするために、苦渋の決断としてドリフェスの傘下に入ることを選びます。それが憎き生徒会長の思う壺であると分かっていたとしても、全てをドライに考えて最良の選択を取ることを優先したのです。
一連の出来事の中で、夏目は今の自分にとって何が大切であるかを改めて考え直すことができたようです。
皆に迷惑をかけるなら消えた方が良い。そう思って自身の在り様を決めようとしたことは、かつて同様の"気遣い"によって大切な人に遠ざけられた経験とリンクします。
先輩たちが自分を大切に想ってくれていたことは分かっていても、どうしても納得できない自分がいたのは今なお否定できなかったはずです。
もし自分の選択で、同じように寂しがって、哀しませてしまう人がいるのなら。その選択は間違いだと断じるのが、今の逆先夏目の強い想いでした。
そしてその自分を必要としてくれる人に報いるためならば、今まで絶対に受け入れられなかった存在でさえ抱き込んで、今の自分ができるベストを追求してもいい。そこまでの心情変化が、夏目の中で起きていたのは間違いありません。
Switchは夏目が始めた新しい物語であり、それについてきてくれた2人を巻き込んだ彼の新しい居場所でもあります。それを守るために遠ざけず、共に歩くために今一度前を向く。その選択によって、彼はまた新しい扉を開くことができるのです。
過去と現在と未来
原初は占い師として生きることだけを目的とし、アイドル活動は人生経験の1つ程度にしか考えていなかった逆先夏目。
それが学院内で五奇人という大好きで憧れる先輩たちと出会い、行動を共にしたことで心に変化が生まれます。歴史に葬られたその一部始終は、もう夏目の人生から決して消すことはできない鮮烈な記憶となっています。
元々持っていた夢が叶うと言っても、新たに宿った夢を放り投げることはもうできません。今の自分に付き合ってくれる、2人の仲間たちを蔑ろにすることもありません。
アイドルとして輝きを放ち、共に歩む仲間たちと最高の煌めきを追い求める。そうやって今を生き未来を目指す以上、過去とはどこかでお別れしなければならないでしょう。
その領域に辿り着いた時、夏目は遂にあの日4人の先輩たちが"敗北を受け入れた意味"を知るのです。
世界は滅び体系が変われば、過去に存在していた幸福はそこで潰えてしまうもの。それでも世界が新しく生まれ変わり続ける限り、そこには新しい幸福が芽吹く可能性が宿ります。
だとすればその変化を受け入れて、その世界で新たな幸福を享受する。敗北者にもその権利はあり、新たな未来を掴み取る自由があります。
奇人たちは最悪のレッテルを貼られながらも、光を掴むために前を向くことをやめなかった。それが過去に執着した夏目との差異だったのでしょう。
現世の居場所Switchという存在への執着は、逆先夏目が彼らと同じ景色を見るために必要なものでした。そしてその結果を持って、Switchは夏目にとって真の意味での特別な存在となったのではないでしょうか。
理解し切れなかった先輩たちの感情は、夏目の心に何か大きな引っ掛かりを残していたはずです。使われるこのなかった努力の結晶を、青葉つむぎと共に焼き尽くしたあの日から。彼はその意味を追い求めることを1つの目的にしていたのだと思います。
そのために生み出した新しい居場所は新しい執着の場となり、辛い過去を乗り越える道標となりました。
「でも今からでも遅くないシ、全力で追いつこうって思うヨ。ボクの大好きナ、『五奇人』のにいさんたちニ」
胸に宿った敗北感。奇人の先輩たちには遠く及ばなかったことを改めて実感させらながらも、今の夏目の心は穏やかです。それ以外の幸せの形を、「星霊祭」のライブにて感じ取ることができているからでしょう。
ですがそれは過去を否定するものではありません。失われた歴史、在りし日の思い出として保存してしまうには、夏目にとってその記憶は大きすぎるものでした。
「五奇人なラ! 『占い師』か『アイドル』カ、どっちか片方しか選べないわけがなイ! どっちの夢も手に取って、誰よりも美しく輝かせられル! どんな夢だッテ! 『五奇人』ならば簡単に叶えられル! 華麗ニ……!」
そう。彼は今でもまだ『五奇人』。
世界が脱落者を世から弾き出し、残った屍を『三奇人』として祀り上げていたとしても、逆先夏目は五奇人であることをやめていはいません。
その存在であることに誇りを持って、その歴史の全てを継承し伝承するたった1人の生き残りとして。彼はあくまで『五奇人』として夢ノ咲学院に君臨します。
「ボクは『五奇人』逆先夏目。魔術師にして占い師。中断してしまった『五奇人』という夢を受け継ぐ、最年少の超越者だ」
掴んだ現在、見据えた未来。
それでも胸に秘めた過去はそのままに。
先輩たちが遺してくれたものを絶対に手放すことはなく、生ける伝説として自身の存在を、五奇人の光を世に知らしめる。それを新たな目標に据えて、逆先夏目は再び歩き出すのです。
「みんながまもってくれたお陰で、生き残ったボクが! 『五奇人』という夢を、空高くまで掲げる! 夜空の星々のように輝かせてみせるよ!」
かつて夢ノ咲学院でその名声をほしいままにした五人の物語。悪として断罪された時代の立役者、その明かされることはなかった陰の真実。それら全てを知り得る唯一の"生き残り"は、彼らが正しい存在であったことを誰よりも理解しています。
故にその正しき威光は史実ではなく、現実として世界に体現する。自身の活躍を持って、次代へとその輝きを繋いでいく。「プレアデスの夜」は、そこに至るための始まりの1ページです。
「見ていて! にいさんたち……!」
そんな想いを知ってか知らずか、空気を読まずに突っ込んでくるモジャモジャ頭の困った先輩と、そんな自分たちを好いて一緒にいてくれている大切な後輩。2人を支え、時に支えられながら、彼らの新しい物語は始まります。
利害の一致から生まれた不調和なユニットは、この日この時を境に新たな"特別"へ。Switchが見せる唯一無の輝きに、今後とも期待しましょう。
おわりに
うーん。約1ヶ月ほど間を空けてしまった上に、執筆が難しいストーリーだったため割と胃と頭がウッー!となっています。
「プレアデスの夜」は夏目のバックボーンが大分明らかになり、Switchと五奇人への想いが繋がって複合して行く感覚が爽快な内容という印象。彼らにとっては非常に重要度が高い内容だったため、その辺りをできるだけ仔細に書けるように努めました。楽しんで頂けていたら幸いです(割と不安)
記事を積み重ねてきた&1つのストーリーが長編化している都合上、どうしても忘れ・抜けや誤解や誤読のリスクが高まってしまい、多くのことやキャラに触れるというのが色々な意味で厳しくなってきました。
今まではなるべく多くのことに触れるのを目指してきましたが、そのせいで記述が薄まり、あらゆる点で読者さんの誤解を招くとしたら大きな問題があるなと考えています。
今後はよりストーリー中で強く感じ取った部分の重点的な執筆を優先し、その分密度の濃い記事を心掛けて行こうと思います。文章の質が維持できるよう心掛けて行きますので、今後ともお付き合い頂けたら幸いです。
それでは今回はこの辺りで。超感想エンタミアのはつでした。また次回!
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