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【超感想】『ヒプノシスマイク(ヒプアニ)』第4話 「MTC」 in the building 遊びじゃねぇんだ どきな!

2020年10月29日

 

引用元:https://hypnosismic-anime.com/story/?id=04

カオスな人間模様を展開してくれたシンジュクディビジョンからバトンパス。

夜の街から夜の街へ。
退廃的な空気が続く『ヒプアニ』第4話の物語を彩ってくれるのはヨコハマディビジョン「MAD TRIGGER CREW」。

ヤクザ、警官、元軍人と一見は相反する立場の3人が、その立場を越えて組んだ最強のチーム。社会善と社会悪が混在し1つとなった彼らの出番がやってきました。

本来は踏み越えるはずのないラインを越えるには相応の理由が必要。そしてそれを受け入れた者たちには、彼らにしか紡げない強い絆を得るものです。

そんな一蓮托生の彼らが描く「A friend in need is a friend indeed.」。 まさかの時の友こそ真の友。困り果て、危機に陥った時に手を差し伸べてくれる者こそが"友"と呼べる存在である。

そんな彼らの在り方を知るストーリーを、読み解いて行きましょう。

ハマの夜風に吹かれて

「――ヨコハマ…」

煌々と照らされ活気ある歓楽街。
人通りも多く、オープンしている店もごく普通の飲食店がほとんどと、取り立てて言及すべきもののない活気ある街並みが拡がっています。

性別は問わず、年齢層も学生から大人までと幅広い。一般庶民も数多い…と言うよりも、一般庶民ばかりが普通の日常生活、観光を送っている様が見て取れます。

「欲望渦巻く歓楽街と、港町の風景が同居する、混沌としたディビジョン」

その中に"ごく普通"に混ざるヤクザの影。店に押しかけ店員を恫喝し、自分たちのシマを拡げようと画策する非合法存在。

彼らを見て騒ぐ人もいなければ、意識して動く人もいない。そこにいるのが当たり前であるかのように、彼らは無視されて一般庶民の1人へと溶け込みます。

「この街じゃ何事もない一日なんてあり得ねぇ」

いかなる暴力も暴言も、変わらず存在し続ければ「在って当然のもの」になる。それを消そうとするよりも、遠ざけて受け容れた方が安全で。彼らを街の一員として許容し、共存することが「ヨコハマディビジョン」の選んだ在り方でした。

しかし、それは自分に害が及ばなければの話。特に自分たちの縄張りを荒らそうとする不届き者には、容赦のない天誅を下さなければならない。それは街の平和を維持することにも繋がっていく行いです。

「異常事態も毎日続けば日常になり下がる」

"火貂組"若頭 碧棺左馬刻。
マイクも握らず一般人を巻き込む、社会で共存する術さえ知らない愚かな"チンピラ"。それらを一網打尽にし、無辜の市民へと気を配る街のルーラー。

その行動によって街の"最低限"を維持することがヤクザの務め。

自分たちが拠点を置くヨコハマの街へと仁義を通す。その在り方を曲げることは決してない。それさえ唾棄しようものならば、相応のケジメが必要だろう。

「――今日も、クソッタレな日常が始まる」

表と裏を使い分ける「MAD TRIGGER CREW」。彼らの戦いの幕開けです。

MTCの絆

左馬刻の自室に集まるMTCの3人。
現役の警察官である入間銃兎と、元軍人の毒島・メイソン・理鶯。本来であればヤクザの事務所に出入りするなどご法度な存在ですが、組単位で彼らの存在は許容されている様子。加えて、彼らもまたそこをチームの拠点とすることに異論はないようです。

この時点で彼らが相当に深いところで利害を一致させていることが明白に。銃兎は左馬刻の起こした暴動を即座になかったことにするなど、国家権力を利用してヤクザの力をも手中に収めています。

当然、火貂組側が銃兎の汚職を密告すれば彼は一巻の終わりです。それだけ銃兎もまたリスクを取って行動していることに他ならず、決して自分の手を汚さずに相手だけを利用しているわけではありません。その勇気と豪胆さが、左馬刻から絶大な信頼を寄せられている理由でしょう。

左馬刻を荒くれ者のヤバい奴と知った上で毅然と煽り続け、暴力的行為に対しても決して引くことなく対応する銃兎。場合によっては左馬刻のその暴力性をコントロールする立場に回ることも少なくないようです。

本気で殴る気はないという信頼があり、本気で殴られるわけがないという信頼がある。さながら狂犬と飼い主のような関係で、互いが互いを信頼している(されている)ことが分かっているからこそ成立するやり取りを左馬刻と銃兎はナチュラルに行います。

共に在る理鶯は、とりあえず全てを「戦時」に当てはめて考える生粋の戦闘狂。全ての論理がそれを基準に成立しているため、「言っていることは間違っていないが若干ズレている」という事態に陥りがちなキャラクター。お茶目。

元軍人という攻撃的なパーソナリティはあるものの、中身はただただ善良で真面目な正義漢。『ヒプマイ』作中でも特に優しく仲間想いな1人でもあるそんな人。それが毒島・メイソン・理鶯さん。

あまりにもまっすぐトンチンカンなアドバイスをしてくれるので、喧嘩っ早い左馬刻と銃兎も彼にはあまり強く出られません。そして、何だかんだ言って相手の「良心」を慮って「良心」で対応するのが彼らの良いところです。

別に理鶯が積極的に喧嘩を仲裁しているわけではないものの、結果的に彼は2人のストッパーに。2人だけでは見えてこない左馬刻と銃兎の良いところを見せてくれるのが理鶯であり、彼の善性によってMTCの絆はより強固なものになっていると思われます。

左馬刻と銃兎が理鶯を想う気持ちを同様に持つことで、「トリオ」としての関係が保たれるようになっている面白いチーム。誰と誰が仲良しと言うよりも、3人でこそ1つになれる関係性。

ツンケンしているけれど、結局は仲良しこよし。それこそがMAD TRIGGER CREW。

3人ともがMTCのことが大好き。そんなMTCが皆大好き。
ハマにハマれ。ハマにハマれ…。ハマにハマっちまいな…。

いざ潜入捜査 愉快な仲間たち

冒頭で火貂組のシマを荒らした便追組は、銃兎にとっても都合の悪い動きを見せていました。秘密裏に開いた闇カジノを活用し、薬物の取引を行おうとしていたのです。

とある理由から「この世から薬物を一掃する」ことを目的とする銃兎にとって、1つの大元を潰すことは重大な問題です。

そしてそれを警察組織の手を借りずにしょっぴくことで個人の手柄とする。目的に歩みを進めつつより大きな権力を得るために、この案件は彼個人にとって重要なものとなっていました。

左馬刻としても便追組に大打撃を与えられれば願ったり叶ったり。そうであるなら、銃兎からすれば「身内の手を借りるのが一番手っ取り早い」というものです。

彼らの利害はこの時完全に一致。
便追組を追い詰めるための行動を始めました。

「チッ、これが作戦かよ」
「我慢しろ。変装しないと奴等に勘付かれるからな」

変装とは???

色違いのフォーマルウェアに色違いの眼鏡。実質トリオルックと言うべき服装に身を包むのが入間流変装術。あえて言おう。逆に目立つ。そもそも馬と兎は全然普段と変わってないだろ。

「小官は潜入の任務を数多くこなしていた」

と言う割には馬鹿勝ちして違法カジノを全力で煽りにかかる理鶯さん。

ルールに則ってゲームに興じる。そこまでは問題ないものの、カジノにいる一般人とは「負けている」のが普通であり、大きく勝つことはそれだけ大きい注目を集めることになります。潜入と言うには些か場にそぐわない気がしますが…

「このような場に馴染むことなど、造作もない(・‿  ・)b」

ほどなくして起きた別の大騒ぎは、たまたま居合わせた(※いつもいるかもしれない)シブヤディビジョンの有栖川帝統が引き起こしたものでした。どんな形であれ騒ぎが起きれば、状況を見定め辛くなる。それどころか、取引が行われない恐れも出てきます。

MTCにとっては一刻も早く収めてしまいたい、タイミングの悪い些末事。そんなトラブル続きの状況を救ったのも、何故だか理鶯の存在です。

彼と帝統はひょんなことから顔見知りに。理鶯は無一文となった彼の負債を、自費で補填しようと提案します。

先刻の勝ち分がなければ決してできなかった芸当。人間万事塞翁が馬。どこで起きた何が上手くはたらくか、分からないもの、です。…ですよね?

顔が近い 距離が近い

一通りのトラブルを何とか収束し、場に馴染むことにも成功した(?)MTC。あとは冷静に状況を見定めるだけとなり、緊迫した状況にも慣れっ子であろう左馬刻は余裕の一服に洒落込みます。

「…どうだ?」
「左馬刻…」

どんな火のつけ方しとるねん。

確かに左馬刻にとっては自分で手を動かすよりは早く、銃兎にとっては自分の肩の上は常に定位置。慣れてくれば対象を目視せずとも一瞬で火を点けることができる効率の良い動きなのは分かります(分からないかもしれない)

でもそう、それはあくまで"慣れてくれば"の話であり、慣れるまで同様の動きを行わなければ当然そうはなりません。つまり普段からこんな「距離の近いやり取り」を頻繁に行っているということで、それだけ彼らが強く大きい信頼を持っていることがよりまざまざと見せつけられている気がします。

警官とヤクザという、接点はありつつも絶対に相容れるはずのない立場。それを超越した2人の関係性は、他とは一線を画する根深さを感じさせるというものです。

その在り方には、見る者を狂わせる"力"がある。そう思わされます。

良心と良心と良心と

取引の現場を押さえた3人でしたが、実はそれもフェイク。まんまと敵方に出し抜かれた理由は、スパイの存在なのではないか。

夜も更け電気もつけずに独り仕事に耽る入間銃兎の元に、一本の電話が入ります。彼は裏社会の情報をも掴める情報屋と繋がっており、その弱みを握ることで自分の意のままに操っているようです。

あらゆる可能性を考えながら、あらゆる状況に対応できる布陣を組む。"警察官"としての立場を守りながら、その中で周りを出し抜くためには手段を選ばない。ギリギリの綱渡りを繰り広げるも決して動じない彼の横顔は、常に得も言われぬ色気を放っています。

「火貂組に裏切者がいる」

スパイではなく裏切者。
火貂組に属しながらも、便追組にその情報を流す者。

その正体体を突き止めた銃兎は、左馬刻と合流。全ての情報を共有するため、理鶯が暮らすサバイバルキャンプへと向かいました。

「よく来てくれた! まずは食事にしよう」

件の理鶯は2人の大切な仲間をマイホーム(?)へと迎え入れるため、腕によりをかけたご馳走を用意していました。恐らくカエルの丸焼きと何かも分からないぐちゃぐちゃの肉塊。わぁ美味しそう。

原生生物は貴重なタンパク源であり、現地調達は軍人の基本(多分)エネルギーとして摂取するには効率が良く、味も珍味と来れば食べない理由はない。見た目が悪い?ちょっと何言ってるか分からない。

「理鶯…今はそこまでお腹が空いていないので、お気になさらずに…」

「そうか…………」

なんて顔するんだお前。
そんな顔されて食べずに帰れる奴いるわけないだろ。

「馬鹿お前…! せっかく作ってくれたんだから、食わねぇとだろ…!」

本人に聞こえるか分からない小さな声で「すごく良いこと」を言う、左馬刻。すごく良いヤツ。これが任侠というものなのでしょうか。銃兎さんはずっと心底嫌そうな顔をしています。

「や、やはり少し食べておきますよ…」

そんな銃兎も仲間のショゲ顔には抗えない。何だかんだ言って良いヤツ。

「そうか! さぁ食べてくれ。
おかわりもあるから、遠慮しなくて良いぞ」

うーんこの理鶯どうしようもない。
どうしようもないけど、どうしようもできないままに付き合う。きっと今までどうしようもできずに離れて行った人の方が多かっただろう中で、それさえも抱き込んで付き合うことに決めたのがこの2人です。

そういうところも含めて彼の魅力である、一緒にいる意味があると感じられるからこそ、3人は上手くやれている。

一蓮托生のMTCは、決してビジネスライクな結びつきをしているわけではないことがよく分かる。

笑いの中にそんな確かなメッセージ性を孕む、彼らを知る上で重要な一幕です。

仁義を重んじる彼ら

理鶯の調べで、彼のかつての同胞が便追組に力を貸していたことが明らかに。彼らは軍人時代に恩義を受けた少佐を助けるために暴力団と結託。新型の薬物を売りさばいて資金繰りを行っているとのことでした。

平和のためなら手段を選ばない。非合法なことにも手を染める。少佐はそんな軍のやり方に手を加えることで、部隊員たちの心を救った存在でした。

「だが、目的のために仲間たちが悪に染まるのを見過ごせない」

その少佐を救うために、再び仲間たちが非合法なことに手を染め始めている。それは同じ志を持った仲間としてとても看過できない状況で。毒島メイソン理鶯は誓いを胸に、過去と現在に思いを馳せます。

「少佐殿も…そんなことは望んでいないだろう」

クーデターによって理不尽に居場所を奪われた彼らが、その全てを取り戻したいと思うのは当然のことです。そして理鶯もまた独自のやり方で、その未来を掴むために行動を続けている者の1人です。

しかし理鶯の心中にはきっと、どんなに今の社会が憎くても、"少佐殿"が教えてくれた信念を曲げてはいけないという想いがあるはずです。だからこそ、彼は社会に抗いながらも決して仁義を軽んじない、MTCと共にあるのだと思います。

「…俺からも話がある」

その話を聞いて、銃兎が裏ルートから手に入れた情報を2人へと共有します。

「んだとぉ!?」

その真実は彼らの貫く仁義を貶し、弄び、嘲笑う。醜悪極まりない内容。左馬刻は抑えきれずに、3人しかいないプライベートな空間で声を荒げます。

「あのゴミムシ共……ぶち殺してやんよォ!!」

「RED ZONE (Don't test da Master)」

ハマの危険なトリガー
遊びじゃねぇんだ どきな
冗談じゃねぇ 弾が飛び出す
Don't Don't Don't
test da Master

便追組に情報を流していた裏切者は、妹を人質に取られて仕方なく従わされている組員でした。

どんな理由があれ、任侠の世界で裏切りが許されることはありません。それは何かと組を天秤にかけて、"何か"の方を選んだということに他ならないから。関わってきた仲間たち全員に危害を加えても良いと判断した存在は、当然その"何か”ごと沈められる運命にあるでしょう。

ですが左馬刻は彼を部外者として弾き出しました。そんなこと気にかける必要もないと言わんばかりに、彼を利用しようとした便追組の構成員に標的を絞ったのです。

「テメェらが動く前に…1000万回ブチ殺す!!」

彼の怒号を合図に奏でられた「RED ZONE (Don't test da Master)」は、自分たちの絆のことを歌いがちなMTCのトリオ曲では珍しい、敵対する相手に向かって純粋に打ち付け破壊する攻撃的な楽曲。

左馬刻は越えてはいけない一線を踏み越えた、便追組の輩に死の裁きを。

仲間の家族を人質に取り、絶対に正解のない二択を強いさせた罪は重い。彼の無念までを抱き込んで、その過ちが取り返しのつかないことになる前に止めてやる。火貂組の若頭は、自分の言いつけ通りに「家族を大事にしようとした」部下の心まで見限ることはないのです。

銃兎は下賤にも結託し、新型薬物を世に広めようとした全ての関係者に"正義"の鉄槌を。

全ての悪人は彼が目的を果たすための踏み台に過ぎない。言い訳を聞く気もない。情状酌量する筋合いもない。ただ自分の眼の前で、自分が最も忌み嫌う悪徳に手を染めた。その罪を"公正無私"に拿捕するのみ。

理鶯は大義のために矜持を捨てた、かつての仲間たちに"活"と"激"の振る舞いを。

気持ちは痛いほど分かる。そのやり方に絶対はなく、混迷を極める今の社会で何が目的の達成に繋がるのかは誰にも分からない。けれどその中で、絶対に曲げてはいけないもの、捨ててはいけないものは存在している。それを強い言葉(ミサイル)に変えて、彼らの胸の奥へと届けに向かいます。

目的と相手は三者三様。
しかし打ち倒すべき相手は三者同一。

共に在る理由は違えども、肝心な時に常に共にいられるのならそれで良い。それこそが彼らが探し求めていた真に信頼できる仲間であり、決して違えることがない強い絆を持ったチームに他ならない。

「――そのまま永遠に沈んでろ」

彼らが生み出した宝石の海は、欲にまみれて落ちるところまで落ちた彼ら自身の欲望のプール。

その存在さえも「ヨコハマ」の一部として飲み干して消化する。それこそがヨコハマ最強のMAD TRIGGER CREWなのです。

近々彼らが迎える戦いは、目的を果たすための確実な足がかり。ディビジョンラップバトルに死角なし。憎たらしい男の名前を反芻し、彼らはその舞台へと歩みを進めています。

おわりに

決して許されない裏切りをはたらいた部下を、何のケジメもつけさせることなく破門で片付けた碧棺左馬刻。決して相容れぬ相手ながらも、目的を同じくする同胞として見捨てることはしなかった毒島メイソン理鶯。その2人を見遣りながら、ただ自分が果たすべき責務を全うする入間銃兎。

それぞれがそれぞれの関係者とのみやり取りを済ませながらも、その人間味溢れる生き方はどこか3人ともが一致している。常に同じ方向を向き続けていることを、最後までしっかりと我々に見せつけてくれました。

何だかんだ言いつつも、仲間の目的のためであればしっかりと協力して助け合う。自分の目的達成のみが重要なのではなく、共にある以上は3人の目的が果たされる必要があるとどこかで3人ともが捉えているように感じられます。

ですがそれは彼らにとって真剣に考えたり、わざわざ口に出す必要がないことなのかもしれません。

何故ならMAD TRIGGER CREWは、そんなことに思考を回す必要がないくらいに常に同じ方向を向いていられるから。それが深いところで分かっているから、彼らは3人共にいることが自然な形になるのでしょう。

これからが紡がれる物語が、彼らの想いを遂げるための礎となることを願って。『ヒプアニ』を見進めて行きましょう。戦いの幕開けはすぐそこです。

さぁ次回は4つ目のディビジョン、シブヤの3人組が満を持しての登場となるはずです。こちらもしっかりと楽しんで行こうと思います!それではまた。

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『超感想エンタミア』運営者。男性。二次元イケメンを好み、男性が活躍する作品を楽しむことが多い。言語化・解説の分かりやすさが評価を受け、現在はYouTubeをメインに様々な活動を行っている。

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