ライブを終えて
1曲ずつ(膨大な文量を)書いて参りましたが、いかがでしたでしょうか。
記憶を頼りに書いていますので、間違いなどがございましたら何卒ご容赦くださいませ…。
僕が今回のライブに参加して改めて実感したことがあります。
それは、思っていた以上にロックマンが自分の人生と共にあったということ。
曲が演奏される度に色んなことを思い出すんですが、その内容はそれぞれ違った年齢の違った場面の話でした。
シリーズを通して1つのイベント、2時間程度という短い時間で全てのロックマン歴を振り返るなんてことは人生で初めてのことなので、頭の中を駆け巡るものの多さには自分でも驚いてしまいました。
正直なところ、X世代なので無印関係には割と疎く、DASHのようなプレイしていないシリーズもあり、深いファンと言うにはまだまだ…という認識でずっとやってきたのです。
なので分からない曲もそれなりにあるかなぁと思って参戦した今回のライブ。
でも蓋を開けてみると、全く聞いたことのない曲は1曲のみという結果。
あれ、俺もしかして結構レベル高いファン?と思ったり何だったり。
でもこの30周年記念ライブにおいては、そんなどれをどれだけ遊んできたかなんてのは、この際あまり関係ないなと思えました。
それくらい会場全体を包む熱量の高さと愛の大きさは凄かった。
観客の皆さん演者の皆さん、そして製作スタッフの方々からそれがひしひしと伝わってきたんです。
歓声と拍手の大きさは、この会場に集ってる人にはそれぞれ皆大好きなロックマンがあって、そして自分の知らない作品の曲も楽しみたいと思ってる人ばかりなんだなぁと思わせてくれるものでした。
この数十年で色々なことがあり、ゲーム業界の在り様も僕らにすらハッキリと分かる形で変わってきています。
一時を境に、CAPCOMはロックマンの新作をリリースすることはなくなりました。
それでもロックマンというブランドにはまだまだ力があります。
独自アイテムが発売されたり、他社コラボゲーに参戦したりすることは多く、楽しむ時間はチラホラありました。
ロックマンをオマージュした別ゲーが発売されたりもしますからね。
でも我々がやっぱり見たかったのはやはり「ロックマンの新作」です。
待ち望んだそれが2018年にまたやってきます!
そして、ここに来て音楽ライブという形での単独イベントの開催。
ロックマンシリーズはまだまだやれるということです。
熱量を持ったファンが今回全三公演のライブイベントで、形を持って、確たるファンの存在を示せたと思います。
その場を用意してもらえたこと自体幸運と言う他ありません。
『ロックマンクラシックスコレクション』のヒットを機に、『ロックマン11』開発の話は持ち上がったと聞きました。
Xシリーズも『アニバーサリーコレクション』で同様のことが起きるかもしれません。
応援すればメーカーはまだ応えてくれるという確信が、今のロックマンファンにはあると思います。
ロックマン30周年!これからもっともっと盛り上げて、『コレクション』や『11』はもちろんのこと、その先で待っている新作をもっともっと遊びましょう。
そしてまた、もっと大きな規模のイベントに皆で集いましょう。
だって、まだまだ新作を遊びたいシリーズは沢山あるから!
ライブで聴いてみたいBGMなんて山ほどありまくってしまうから!
具体的にはシリーズボスバトルメドレーとかめっちゃ聴きたいから!
来年にも再来年にも、そんな夢ではない新展開を信じて、まずは今年を精一杯楽しみます!
そんな想いをしたためて、今回の記事は終わりにしようと思います。
最後になりますが――
ロックマンシリーズ30周年!
本当に本当におめでとうございます!!
これからも面白いゲームをよろしくお願いします!!